このような疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています!
筆者情報
わたしも転職経験があり、退職の10ヶ月前から転職サイトに登録したりネットで転職の情報を読みあさったりしてました。
この記事では地方に転職したい方に向けて、『転職活動は在職中にすべき理由』や『転職までのスケジュールの立て方と準備すること』をご紹介します。
最後まで読んでいただければ、在職中にどんな準備をすべきか明確になるので、取り組むべき優先順位がつけられるようになりますよ!
【ジャンプできる目次】
バレたらまずい?【事実:86%の人は在職中に転職活動している!】
在職中に転職活動をするうえで1番気になるのが『職場にバレたらまずいのか』という点でしょう。
結論は『職場にバレてもクビにはならない!』ので安心してください。
もっと言いますと、誰にでも転職する権利があるので「なんだか悪いことをしているようだ」という考えは捨てましょう。
転職は働くひとの権利
転職は働くひとの権利であると『日本国憲法第二十二条』で定められています。
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
「日本国憲法第二十二条」より抜粋
つまり、誰にでも仕事を選ぶ権利、また転職する権利があるという事です!
憲法で定められている以上、転職という選択肢は守られるべき権利なのです。
ただし本当に心配な方は、同僚など親しい人にもヒミツにしておきましょう。
転職は権利と言ってはいるものの、人には感情があります。転職したいと知った上司は引き留めようとするかもしれませんし、あなたも気まずい思いをするかもしれません。
準備中は出来るだけ慎重に動くことを心がけておくと良いでしょう。
86%の人が在職中に転職活動している!
転職活動は在職中に行うのが吉です。
なぜならブランクなく次の仕事につけるため、収入が減る心配がないから。
実際に転職経験者のうち86%のひとが在職中に転職活動をしていたというデータが『エン・ジャパン』の調べで明らかになっています。
在職中に次の仕事を決めることで、収入面でもメンタル面でも余裕ができますので転職活動は在職中に行うのがベストでしょう。
在職中に転職活動をするデメリットは?
在職中に転職活動をするデメリットも押さえておきましょう。
“2つのデメリット”
- 本業をしながらのあき時間で転職活動をするので、思うように時間がとれない
- 面接の際などは休みを取らなければいけない
以上の2つがデメリットととしてあがりました。
本業がある以上、転職の準備に当てられる時間が少なくなってしまうのは事実です。
「それなら退職してゆっくり時間が取れてから動き出せばいいのでは?」と思うかもしれません。
ですが、退職してからの転職活動はおすすめめできません!以下に理由をご紹介します。
退職してからの転職活動をおすすめしないワケ
始めは全ての時間を転職活動に費やし本気でとりくめるのですが、時間があることに安心して気がゆるんでしまう恐れがあります。
さらに、転職活動が長びけば収入が入ってこない焦りもまざり精神状態が悪くなることも予想されます。
時間さえあればスムーズに進むわけでもないので、忙しいけれど在職中に動くのがベストです!
転職までのスケジュールと準備すべきこと
ここからは、転職までのスケジュールと準備すべきことをご紹介します。
一般的に転職活動は3ヶ月程度かかると言われていますが、地方への転職の場合は3〜6ヶ月はかかると考えましょう。
期間を4ヶ月としてスケジュールを立てるなら以下のよう。
“かける時間とやるべきこと”
- 1ヶ月:事前準備
- 2週間:書類作成
- 1ヶ月半:応募・面接
- 1ヶ月:内定・ひきつぎ・退職
スケジュールを立てるポイントは、”辞める日からの逆算”です。以下でスケジュールの立て方を解説します。
転職スケジュールを立てるStep
スケジュールの立て方
- Step1:退職したい日をきめる
- Step2:退職したい日の4~6ヶ月まえに事前準備スタート
- Step3:退職したい日の3ヶ月まえまでに事前準備をおわらせる
- Step4:退職までの丸3ヶ月間は書類の作成・応募・面接に集中する
- Step5:内定がきまったら退職願をだす
- Steo6:仕事のひきつぎと入社の準備
転職スケジュールの例
では実際にスケジュールを立ててみましょう!
step
1退職したい日をきめる
- 9月末に退職
step
2退職したい日の4~6ヶ月まえに事前準備スタート
- 5月のはじめ頃から転職サイトで求人を見つつ情報を集める
step
3退職したい日の3ヶ月まえまでに事前準備をおわらせる
- 7月までに『転職したい理由や自分の強み』などを分析しておく
step
4退職までの丸3ヶ月間は書類の作成・応募・面接に集中する
- 7月〜9月の上旬ころまでは書類の作成・応募・面接にチカラをいれ、内定をもらうことに集中する
step
5内定がきまったら退職願をだす
- 会社の規定にしたがい、定められた期間までに退職願をだす
step
6仕事のひきつぎと入社の準備
- 仕事のひきつぎをしつつ、入社の準備をする
書類選考だけで1週間はかかる
転職準備は最低でも3ヶ月、余裕をもって4〜6ヶ月まえから準備をスタートするのがベストです。なぜなら、書類選考だけで1週間はかかるから。
引用元:リクルートエージェント
上記のグラフは『企業が書類選考にどれくらいの期間をかけているか』をあらわしたもので、全体の約90%の企業が1週間以内に書類選考をおこなっているとわかります。
“書類選考にかかる期間の内訳”
- 「1日以内」 : 24.7%
- 「3日以内」 : 39.3%
- 「1週間以内」: 27.7%
- 「2週間以内」: 6.0%
- 「1ヶ月以内」: 2.3%
面接や採用通知をいただくまでも数日かかることが予想されますので、実際に1社にかかる日数はトータルで2〜3週間ほどです。
仕事をしながらの転職活動で、2〜3社うけることを考えると4〜6ヶ月は妥当といえそうです。
転職者が増える6月・12月はさらに選考に時間がかかることが予想され、ライバルも増えますので早めの準備が必勝のカギです
事前準備とは『転職の軸』となるもっとも重要な準備
事前準備とは、自己分析や情報収集をすることです。
“事前準備でやること”
- 自己分析:転職する目的、自分の強み、スキル・キャリアの洗い出しなど
- 情報収集:どんな求人が出ているか、どんな人材が求められているかなど
この事前準備がしっかりできていないと、今後の書類作成や面接準備でつまずいてしまいます。
事前の準備が重要なワケ
なぜなら、転職する目的や自分の強みは『転職の軸』になるからです。
多くの人は転職に『今より良くなること』を求めているはずです。
転職の軸がきまれば転職を制したも同然!
- 「今の仕事は何がイヤ?」
- 「転職してどうしたい?」
これらが明確になっていれば自分が求める理想の仕事が探しやすくなりますし、書類作成や面接準備もスムーズにできるようになりますよ!
反対にこれらが明確になっていないと、どうやって次の仕事を探したらいいのか迷いますし、志望動機や転職理由を聞かれてもうまく答えられないはず。
ですので、転職活動をするうえで最も重要なことは事前準備をしっかりとして転職の軸をつくることです。
まとめ:転職活動は在職中、計画的に行いましょう!
転職活動の大まかな流れはイメージできたかと思います。
最後にもう一度ポイントを確認しておきましょう!
“転職活動をはじめるポイント”
- 転職活動は在職中にやるのがベスト
- 転職活動をはじめるのは退職日から逆算して3~6ヶ月前から
- 転職活動でもっとも重要なのは事前準備(自己分析・情報収集)
以上のポイントを押さえていただけたら、次は事前準備をスタートさせましょう!
以下の記事を参考に『転職のきっかけや理由』を明確にして転職の軸をつくりましょう!
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