「新卒で地方就職という選択は間違っているのかな?」
「地方は給料が低いし. . . 。社会人として失敗なの?」
「地方就職したら今後の都内転職は不可能?」
このような悩みを解決します。
都内での就職先がなかなか決まらず、地方就職も視野に考えているあなた。ずっと都会で暮らしてきたのに、いきなり生活環境を変えるのは不安ですよね。
しかも、人生で一度きりの貴重な新卒カードを使えるタイミング。どうしたらいいのか悩む気持ちは痛いほどわかります。
- 東京出身
- 6年前に新卒で地方就職
- 就職とともに実家を出る
- 都会の人の多さと満員電車に嫌気がさす
- メンタル弱々で就活の競争から逃げた(←おいw)
自分はもともと田舎暮らしに興味があった事に加え、就活の競争に勝ち抜くメンタルもなく、これを機に地方就職しよう!と決めました。
自分の意思ではあったものの、内定をもらえた嬉しさよりも、移住生活と仕事の両方を上手くこなせるかという不安な気持ちの方が強かったのを覚えています。
地方就職に悩み踏ん切りがつかないあなたへ、わたしが経験した地方就職のリアルな声を届けたいと思います!
この記事の内容
- 新卒で地方就職は失敗ではない【ただし目的を明確に】
- 給料だけが人生の豊かさではない
- 地方就職をしてもその後の都内転職は可能
- 明確な目的があれば地方就職は成功
【ジャンプできる目次】
新卒で地方就職は失敗ではない【ただし目的を明確に】
どうして地方で働きたいのか、地方で働く目的は何かを明確にしましょう。目的を持つことで地方就職が失敗だった、間違いだったとは思わないはずです。
地方就職をしたい理由
マイナビ転職によると、地方就職をしたい理由には、生活の質の向上を求めている人が多いことがわかりました。
- 自分に合った生活スタイルや趣味を生かした生活がしたいから
- 生活環境が充実するから
- 経済的に楽だから
- 自然環境が豊かだから
- 通勤が楽になるから
心と身体の健康を守る
都会での生活に疲れた人が、地方でのんびり落ち着いた生活を求め就職をするのは賢明な選択だといえるでしょう。
なぜなら、地方では満員電車に何時間も乗る必要がなく、人の多さに疲れることもないから。
低ストレスで生きられるので心と身体の健康を保てます。
やりたいことが最優先、場所は二の次
本当にやりたいことがあるなら場所は二の次。
都内の企業ならどこでもいいやと、目的を捨て就活することは正しいとはいえません。なぜなら、あなたにも企業を選ぶ権利があるからです。
目的もなく自分をよく見せようと嘘をつき入社できたとしても、入社後に辛い思いをするのはあなた自身です。
それなら場所は二の次、やりたいことを優先した人生の方がずっと豊かでは?
給料だけが人生の豊かさではない
地方では給料が少なくても、仕事以外の時間を充実させられます。
地方には中小企業が多いので、都会に比べ仕事の量が多くはありません。残業も少ないのでアフター5を確保できます。
一方で、たとえ給料が高かったとしても、朝から夜遅くまで働いて寝るためだけに帰宅し、休日も日々の疲れのせいで活動的になれず無気力に過ごす。これではとても充実した人生とはいえません。
地方では、時間にも気持ちにも余裕を持てるため、自分の行動次第でいくらでも人生を豊かにすることができます。
田舎暮らしのメリット・デメリットを知りたいあなたはこちらの記事をどうぞ。
スキルアップこそ最大の武器
給料に不満があるなら自分で稼ぐための行動が必要です。
方法としては、スキルを磨いて給料の高い企業へ転職をするか、手に職を持つこと。
転職は今の時代当たり前と言われるようになってきて、めずらしいことではありません。手に職を持つための勉強もネットで簡単にできます。
有名どころではユーキャンの資格取得講座や、最近だとプログラミングやライターとしてのスキルが注目されていますね。
時間に余裕のある地方だからこそ、スキルアップや自分のやりたいことのために時間を有効活用しましょう。
地方就職→都内転職は可能
しっかりスキルを身につけていれば、地方→都内の転職は大いに可能です。
転職サイトで求人を探せる環境が整っており、最近ではWEB面接も実施されています。
とは言うものの、地方→都内の転職は、都内→都内の転職と比べるとフットワークが鈍くなるので少なからず不利ではあります。
地方勤務中にどれだけスキルを磨けるかが転職成功の鍵といえるでしょう。
地方就職のメリットを活用
地方企業の特徴は、人が少ないぶん1人でいろいろな仕事をこなさないといけません。そのため、都会で働く同年代の人よりも何歩も先に進んだ仕事を任されることがあるんです。
スタッフが少なく即戦力になってほしいとのことで、1年目から幅広く仕事を教えてもらっていました。
都会で働く友人の話を聞くと、スタッフは足りているしできる人がたくさんいるので、雑用のような仕事しかさせてもらってないとのことでした。正直、当時のスキルや経験は都会で働く人よりもあったと思います。
以上のように、地方ならではのメリットもあるので、地方→都内の転職が難しいとは一概に言えません。
合わせて読みたい➤地方就職は難しい?理由と対策を地方就職に成功した会社員が徹底解説
転職するなら3年以内に
本気で転職を前提に地方就職をするなら、3年目までに行動することをススメます。
なぜなら、最初のモチベーションを何年も維持するのは難しいからです。田舎の雰囲気に身体や気持ちが慣れてしまう前に行動しましょう。
3年は働かないと転職は不利?【年数より経験です】
よく、『最低でも3年は働いておけ』という意見を見ますが、必ずしも3年働かないと転職が不利とは限りません。
私の経験談でも話した通り、年数よりもどんな仕事をしてきたのか。経験の方が重要かと。
3年以内に辞める人は全体の66.4%
こちらは、マイナビ転職が公開している「転職経験者のうち、初めての退職は入社何年目の時か」を示す割合です。
- 1年目:17.7%
- 2年目:23.0%
- 3年目:25.7%
3年目が最も多く、3年以内に辞めた人の合計は、全体の66.4%という結果に。
世間的に見ても3年以内に辞めることが珍しいことではないとわかります。
地方に就職してみたものの自分には合っていなかったと分かればそれはそれで貴重な経験。失敗ではないのです。
明確な目的があれば地方就職は成功
地方に就職する理由がなんであれ、明確な目的を持つことが地方就職の成功といえるでしょう。
あなたが地方就職することに良い反応を示さない人もいるはず。ですが、周りの目を気にする必要はないんです。
私は友人から、「田舎暮らし楽しい?私には無理だな~」と少し小馬鹿にされて言われたこともあります。ですが、自分の地方就職・移住が成功だったと断言できますし後悔もないです。
なぜなら、低ストレスで働きつつ、仕事以外の暮らしも充実できているからです。
あなたも自分のやりたい事やどんな生き方をしたいかを明確にし、それを実現するために行動すれば、地方就職が成功だったと心から思えるはずですよ!
移住生活ってどんな感じなの?と疑問をお持ちのあなたはこちらの記事をどうぞ。
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